ひとり言

万華鏡

皆さんも子供の頃に一度は手にし

覗いた経験があると思う「万華鏡」

錦眼鏡(にしきめがね)とも百色眼鏡とも言うようです

キラキラと輝き中に入れる色紙などの小片の色や形によって

いろいろな形に模様(姿)を変えます

 

中に入っている小片の色や形・・・人の性格や感情に似ていると思いませんか?

他人(ひと)が筒を回すという外部からの働きかけにより

自身の感情が形を変えます

 

刻々と変わる模様(心の姿)が他人(ひと)にどのように映っているか?

キレイ? それほどでもない・・・といった感情は

受け取るひと次第なのです

 

また、万華鏡は光がないと際立ちませんし相手の目に映りません

光・・・        

それは、周りの他人(ひと)からの暖かい思いやりでしょうか

他人(ひと)からの光でいつも相手の瞳にキラキラと映る

 

万華鏡のような私でありたいと思います

牧田   英治

水無月

雨が降る
 
雨が降る
 
あじさい色の雨が降る
 
しっとり濡れた草や木に
 
夏の気配が忍びよる
 
雨が降る
 
雨が降る
 
あじさい色の雨が降る

佐藤   美代子

風そよぐ

さわやかな風そよぐ

コバルトの空にひばりさえずり

 

水をたたえて田んぼが光る

早苗に風がわたる

 

 

時の移ろいのなんと早いことか

春のうたを詠ったのは

  昨日のことのよう思えるのに

季節はすでに初夏のもの

 

足踏みしているのはわたし

時がどんどん追い越していく

 

この辺で重い腰をあげ

また一歩を踏み出そう

 

早苗が成長して黄金の穂を実らせる頃

私にも

少しばかりの変化が見らるように

佐藤 美代子

春の匂い

家のドアを開け、ふと感じる春の匂い・・・。

 

それは、

まだ小さかった頃、母と父に連れられて、

公園に遊びに行ったときに感じた匂いと同じもの。

 

いつの間にか寒い冬は過ぎ、

今年もまた暖かな春の空気が私を包み込む。

 

まるで、              

父と母に守られているかのように・・・。

 

毎日の生活に追われる私たちは、

このような幸せに気づかなくなってしまうことがあります。

 

本当の幸せが身近にあるということを。

身近に感じられるものであるということを。

 

菊地 由里

風光る頃

冬ざれの野に
春の訪れを告げる風が渡る

気の早い若芽は大きくふくらみ
いまにもほころびそう

三寒四温
肌を刺す寒気の襲来に
ひらきかけの紅梅が
思わず身をすくめる

春はまだか
春はまだか
そんなささやきが聞こえてきそうだ

急がなくてもいいんだよ

マイペースで行こうよ
やがて
木々が目覚める
花も咲く
そして風が光る春が来る

佐藤 美代子

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