ひとり言

ないしょ話

誰にも言えないことってなーに

私に話してもいいですよ

あなたの心の中に

影を落としているのはなーに

1人で悩まないで

話してくれたら少しは気が晴れるかも

青く澄んだ真冬の空は

雲一つない

話すことであなたの心も

この空のようになれるかもしれない

すこしでも役に立つことができたら

私はとてもうれしい

そんな思いであなたに逢いに来たのです

佐藤 美代子

花の色は

花の色は七変化

 

雨に打たれて咲き競う

 

周りの色に染まれたら

 

どんなに生き易いことだろう

 

同化できない私がいて

 

雨に打たれて震えてる

 

アジサイ色の今日の雨

 

花の色に染まりたい

佐藤 美代子

何かできることは・・・

あなたのために
いま何ができるか
あなたのために
いま何ができるか

 

私は考えている

愛しい人の命を見つめているあなたのために
できること・・・・

 

ただ黙って話を聞くだけ

そばにいてあなたの想いを感じるだけ
何も言わなくても
あなたの慟哭がきこえる

 

ただ黙って私は見ている

愛しい人に寄り添って共に苦しんでいるあなたに

 

差し伸べる手はないのか

差し伸べる手はないのか

佐藤 美代子

万華鏡

皆さんも子供の頃に一度は手にし

覗いた経験があると思う「万華鏡」

錦眼鏡(にしきめがね)とも百色眼鏡とも言うようです

キラキラと輝き中に入れる色紙などの小片の色や形によって

いろいろな形に模様(姿)を変えます

 

中に入っている小片の色や形・・・人の性格や感情に似ていると思いませんか?

他人(ひと)が筒を回すという外部からの働きかけにより

自身の感情が形を変えます

 

刻々と変わる模様(心の姿)が他人(ひと)にどのように映っているか?

キレイ? それほどでもない・・・といった感情は

受け取るひと次第なのです

 

また、万華鏡は光がないと際立ちませんし相手の目に映りません

光・・・        

それは、周りの他人(ひと)からの暖かい思いやりでしょうか

他人(ひと)からの光でいつも相手の瞳にキラキラと映る

 

万華鏡のような私でありたいと思います

牧田   英治

水無月

雨が降る
 
雨が降る
 
あじさい色の雨が降る
 
しっとり濡れた草や木に
 
夏の気配が忍びよる
 
雨が降る
 
雨が降る
 
あじさい色の雨が降る

佐藤   美代子

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